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イエッティ ウェブで希望の不動産推薦 営業マン、きめ細かいサポート

不動産ベンチャーのietty(イエッティ)は、希望の条件に合った部屋を推薦するウェブサイトを運営し、インターネット上のサービスにもかかわらず、営業マンを前面に押し出したきめ細かいサービスで会員を増やしている。小川泰平社長は「さまざまな要望や相談に答えるコンシェルジュのような存在でありたい」と強調する。

 イエッティのサイトは、消費者が自分で物件を探す一般的な不動産情報サイトと異なり、事前登録した希望条件に合った物件を同社や提携先の不動産会社から推薦してもらえる仕組み。「バス・トイレ別」「ウオークインクローゼット付き」など、条件はかなり細かく指定でき、より希望に近い物件を負担なく見つけられる。

さらにもう一つの特徴が、イエッティや提携先の営業マンとチャットでやり取りできる「バーチャルカウンター」だ。営業マンがさまざまな疑問や要望に応じ、契約までつきっきりでサポートするため、店舗並みのサービスが期待できる。

顔の見えないネットでも安心して使えるよう、営業マンの自己紹介は顔写真付きで掲載。営業マンのレビュー(評判)も書き込めるようにして、サービス向上を促している。

このほか企業の福利厚生用として、社員がイエッティを使って部屋を契約すれば、仲介手数料が半額になる法人向けサービス「イエッティビズ」も提供している。

 同社は、自社で扱う物件の契約がまとまれば仲介手数料を、提携先からは仲介手数料と広告料の合計額の30%を成功報酬として受け取る。提携先にとっては営業力を補完でき「店が裏通りにあったりして集客力がない場合は特にメリットが大きい」(小川社長)。

2013年6月の運営開始から2年にすぎないが、会員数は3万人近くまで増加。イエッティビズも約100社に達し、IT系上場企業は約半分が利用しているという。同社は、年末までに10万人突破を目指している。

もっとも、小川社長は「大事なのは数ではない」と話す。

不動産仲介では、いったん契約がまとまると顧客との関係が途切れてしまうケースが多い。だが同社の場合、顧客と深い関係を築き、信頼してもらうことで、安定した収益を長く得られる経営を目指している。

その一環として、宅配クリーニングなど、さまざまな生活関連企業と提携。会員の暮らしを総合的に支援し、「水道管が破裂した」「泥棒に入られた」といったトラブルの相談も無料で受け付けている。

 今後は宅地建物取引業法が改正され、売買や賃貸の取引がネット上で完結できるようになる見通し。同社ではそうした動きに合わせて事業を拡大し、年内には売買仲介へ進出するほか、リフォーム分野への進出も視野に入れる。小川社長は「不動産に関して生涯にわたって寄り添える相手になりたい」と、新しい不動産会社像の追求に意欲を燃やす。

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